講義内容
労働安全衛生教育は「事業者様」に課せられた法定義務となっております。
必ず事業者の責任において監督者の管理の下、教育を実施してください。
「フルハーネス型墜落制止用器具使用従事者 特別教育(実技事業者実施)」の概要
フルハーネス型墜落制止用器具使用従事者 特別教育(実技事業者実施)は、労働安全衛生規則第36条第41号に基づく法定教育です。
高所作業では、毎年多くの労働者が墜落災害や転落災害により、命を落としています。
このことから、 労働安全衛生規則において、「高さが2メートル以上の箇所であって作業床を設けることが困難な場合」には墜落制止用器具を使用させる等の措置を行うことが義務付けられており、また、この度の法改正により、2019年2月1日以降は国際規格であるフルハーネス型を使用することが原則となり、当該労働者に対し特別教育を行うことが事業者に義務付けられました。
実技の実施について
実技は、各事業所様において「実技実施責任者(経験者)」を立て、器具を準備し実施してください。
個人事業主様の場合は、お取引先などの経験者の方を実技実施責任者として選任ください。
当センターでは、【参考動画】としてご準備しております。
実技の実施は、事業所・事業主様等において実施して頂き、実施後「実技実施報告書」についても提出お願いします。
実技については【参考動画】を参考にお申込み事業所内にて実施のうえ、教育の記録を作成・保存して頂く形となります。
なお、教育の記録の作成/保存方法についても、【参考動画】内にて詳しく解説しております。
「インターネット等を介したeラーニング等により行われる労働安全衛生法に基づく安全衛生教育等の実施について」と題した通達に基づき「実技による教育又は実地による研修が必要なものについては、講師と同一場所で対面により実施すること」が規定されています。
受講資格について
受講資格:満18歳以上の者
教育時間:4.5時間+実技1.5時間(必ず事業者様にて実施)
講座形態:インターネット(e-ラーニング方式) によるWEB講座
提供内容:映像講義の視聴・テキスト及び資料ダウンロード・教育修了証・受講証明書
受講期限:講座配信日から90日間
講座価格:6,600円(税込)※1名につき
講師紹介
講師 :南堀 勉 (なんぼり つとむ)
行政技術士・監督・管理者を38年間勤め
その後、中小企業の労働安全教育者として従事し、
現在は労働安全衛生教育センター専任講師。
≪保有資格≫
フルハーネス型墜落制止用器具特別教育インストラクター
RST(職長・安全衛生責任者養成教育)トレーナー
足場の組立て等業務特別教育インストラクター
1級土木施工管理技士
測量士
教育カリキュラム
第1章 作業に関する知識
第2章 墜落制止用器具に関する知識
第3章 墜落制止用器具の使用方法
第4章 労働災害の防止に関する知識
第5章 関係法令
第6章 墜落制止用器具の使用方法・保守点検 (実技実施)